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地図の学際
地図の学際 とは
第6号
1.
特別座談会
「地図太郎」の出現で地図は"生きる力"に
2. 趣味とGIS
3.
コミュニティー・マッピングとして活躍
4地域づくりを促進するためのツール
5.
アドレスマッチングと「地図太郎」
趣味とGIS
自分用のマップ作りが容易になった
東京大学空間情報科学研究センター
特任教授 今井 修
私たちの趣味のなかで地図を利用する活動は、散歩から始まってサイクリング、登山、ドライブ、旅行とさまざまな野外活動として行われています。また、行動するだけではなく、郷土史や地域を観察し地域資源マップとして残す活動から、自分のグルメマップ作りまで、さまざまなマップ作りの活動も趣味の活動として行われています。単なるマップ作りから地域の問題を発見し、これからどうしようかということを考える場合にも地図が役に立ちます。
これまで地図は見るもので、自分用のマップ作りは大変でした。「地図太郎」はこのような趣味の活動のなかで、自分用のマップ作りのソフトとして利用できます。まず、興味のある地域の情報をホームページ等から収集しますが、通常は文字・画像情報しかありません。そこでこのような情報を地図上に配置します。次に、このような情報を見ながら、ルートを検討します。「地図太郎」は線データの延長が計測できますから、いろいろな目標物の間をどのくらい移動するのかを見ながらルートを決めます。そして現地に行き、デジカメで写真を撮ります。その結果を地図上に貼り付け、My Mapの完成です。ホームページに掲載されている趣味の活動の情報は多数あります。通常の観光ガイドに掲載されていない、ちょっとディープな情報を知るには、Googleの検索キーに「探訪」と入れてみてください。新しい地域の姿を知ることができます。私は、スローフード、茅葺の宿、ライブカメラ、山岳、夜景サイト、昼パノマラサイト、秘湯の情報を「地図太郎」のユーザーデータに登録して利用しています。
鎌倉にあるNPO法人鎌倉シチズンネットに鎌倉の散歩コースを紹介している内容がありますが、「地図太郎」を利用して楽しむことができます。まず数値地図2500をベースに地形図を読み込みます。
そこに、地元観光協会で配布している観光マップをスキャナーで読み込み、
観光ルートを書き込みます。
次に、東広島市の西条駅周辺は酒蔵のまちです。散歩コースも設定されています。私が散歩した記録を下の2枚の写真のように保存すると、後々まで楽しさが残ります。