ここ数年日本の医療に関する様々な事柄が話題になっています。ところが世界の国々の状況は?というとあまり知る機会が少ないようです。そこで今回は医療に関するカルトグラムを作成し、
世界の医療について考えてみました。
図は各国の国民一人当たりの年間医療費支出を国の大きさで表現し、また人口1,000人あたりの医師数すなわち医師密度で各国を色分けして表現しました(参考資料:WHO Statistical Information System より)。
このことから日本と欧米諸国のサイズが大きくなっていて高額の医療費を支出していることがよく分かります。ヨーロッパの国々は医師密度も高く、短絡的に医者には困らないだろうと思います。その他の国で、
キューバ・ロシア・ギリシャなど社会情勢によって医師密度の高いと思える国も見受けられます。
一方日本に目を向けると、その異様なまでの大きさが目に飛び込んできます。ひと目で「高額な医療費支出」という現状が再認識できます。さらに色で表現された医師密度についても、
とても高いとはいえず「医師不足」を如実に表す結果となっています。この二つの問題だけでも、医療費抑制や病院の減少による医療サービス低下への懸念などから、今の医療制度の限界を容易に感じ取ることができます。
日本で注目されているメタボリックシンドロームや医療制度問題など、私たちの健康に関する日々の情報もこのカルトグラムに集約されているのではないでしょうか。
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